世の中には様々職業の方がいらっしゃいますが、先日は自分の顔と個性をうりにしたお笑い芸人の方にお会いしました。
仕事終わりに何となく寄ったバーで一人で飲んでいたら、近くの人が寄ってきて私に声をかけてきたのです。
イケメンとは言えない容姿でしたし何となく気乗りしなかったので無視しようかと一瞬思ったのですが、無視するのも後味が悪いと思いなおし結局少し話してみることにしました。
話を聞いてみるとその方は芸人さんでオーディションを受けてきた帰りであると判明したのです。

声をかけてきた男は芸人!

少しお洒落な感じのする飲み屋さんだと思う場所に、失礼ながらあまり相応しいとは思えない個性的な服装をしていて容姿もあまり冴えないというのが初見の感想です。
でも人と話すのが慣れている感じで、気楽に接してきて悪い人ではなさそうだと思ったので、何となく話を聞いてみることにしました。
何となく普段何をやっているのかだとか趣味やスポーツの話、色恋の話など聞かれているうちに相手が何者なのかが気になり、今日は何をやっていたのか尋ねてみたのです。
すると今日はオーディションを受けてきたとおどけて言うので初めは冗談かと思ったのですが、続けて聞いていると信ぴょう性が高いことが分かってきました。
スマートフォンで検索してみると、実際に予定しているイベントもヒットしましたし、これは本当だと思いなおしました。
真剣な時とそうでないときの違いが分かりにくいというのは良さでもあり、悪いところでもあるのかも知れないなと思いました。

ギャグはつまらないけど、人は良い

話が本当らしいので、実際に芸をやってみるように促しました。
ちょっとおしゃれな空間でしたし、芸をやるには周囲が落ち着いていたのでやりにくそうだったのですが、オーディションでも利用した芸の一つを見せてもらいました。
正直面白くなくて絶句してしまいました。
面白くなくても気を使って笑ってあげるべきだったのですが、相手には明らかにひきつっているとしか思われないような苦笑いになっていたと思います。
落ち着いていておしゃれな雰囲気が楽しいはずの芸を若干阻害していたとも考えられなくはないのですが、とにかく私にはおもしろくは感じられませんでした。
しかし、彼はそんな私の様子を見てかえって心配してくれているようで、人の良さは伺われました。
その後は芸をするよう促すこともなく普通に話をして、あまり酔わないうちに店を出ることにしました。
失礼ながら有名人でもなく、お金にゆとりがありそうでもなかったのに奢ってくれたのもいい人であるとの印象を強めたように思います。